- 現役DINKsの日常
- 現役DINKsのコミュニケーション術
DINKsだと会話しないんじゃないの?とか子供のこと以外で連絡取り合ったりするの?と知人や友人からよく質問されます。
子どものいない夫婦二人だけの日常というのは、子持ち世帯にとって非日常であり、どんなコミュニケーションを取っているのか気になるのかと気付き、本記事を執筆しました。
DINKsを考えているカップル、私と同じ現役DINKsでパートナーとのコミュニケーションや日常生活に悩んでいる方々の参考になるように書きました。
家事分担のコツについても紹介しているので、是非最後までご覧くださいね。

DINKsは夫婦二人しかいないので、コミュニケーションが大事。僕らがどのような日常を送っているのか、紹介するね。
DINKsの日々の情報共有
DINKsは子どもがおらず、夫婦二人っきりです。
油断するとお互いのコミュニケーションや日々の予定、金銭関係の情報共有がおざなりになるご家庭も多いと思います。
我が家なりの日々のコミュニケーション術やツールを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
おしゃべり
我が家の一番大事なコミュニケーションの方法は、「おしゃべり」です。
男性は「仕事が疲れているから、妻の話なんか聞いてられない」と言ったり、態度に出したりする人も多いでしょう。しかし私からすると、それは大いに間違いだと思います。
女性はなんでも話したがる生き物です。結論は先に言わないし話も長くなりますが、妻が感じている日々の不満や、やりたいことを知れる絶好の機会です。
- 冷蔵庫の食材
- 家の中の汚れや家電の不調
- SNSやテレビで話題のお店やコンビニスイーツ
- お互いの仕事や親戚の近況
- 日常の不満や愚痴
特に我が家では妻が在宅勤務なので、家の中の問題や気になることに敏感です。冷蔵庫の中が臭うから掃除道具を買いに行きたいとか、乾燥機付き洗濯機が不調だから今週末にメーカーに連絡しようなど、おしゃべりの中で週末やちょっと先の予定が決まっていきます。
もし妻とのおしゃべりがなければ家の中の不調に気付くのが遅くなり、快適だったはずの家の中の生活に不満が募っていったり、何か行動を起こすにも初動が遅れることが多くなります。

うちは最近マイホームを買ったんだ。夢の空間を快適なままでずっと過ごしたいと思っているから、妻とのおしゃべりは本当にありがたいんだ。
その他、SNSやテレビ番組から得た情報で流行りのお店やスイーツを教えてくれたり、お互いの仕事や親戚の近況を話したりします。
フルタイムの仕事をしていると、外部の情報に疎くなるので、積極的に世間の流行り物について教えてくれるのは、とてもありがたいです。
あまりいい事ではありませんが、お互いに溜まっている愚痴を言い合うのもお互い良いストレス発散になるので、たまには愚痴吐き大会も良いものです。

妻に教えてもらうことが多いから、僕も何かを提供しないといけないと思って、評判のお店を調べて共有したりするんだ。これも結構楽しいよ。
またおしゃべりしていると、お互いのリアルタイムの気持ちを感じ取れるので、落ち込んでいたり嫌なことがあった時にフォローがしやすくなります。
口や文章には中々しにくいことも、細かな所作や言葉の端々で感じ取り「気になることがあるなら言ってみて」とお互いに丁寧にパスを投げることができます。
人材紹介事業を手掛ける(株)MS-Japanの調査によると3時間以上の会話を毎日している夫婦の90%、2時間以上の会話をしている夫婦の61.9%は「夫婦仲は円満だ」と感じているようです。

夫婦円満のために、ぜひ積極的にパートナーとの会話を楽しんでみましょう。
TimeTree(カレンダーアプリ)
TimeTreeとは、株式会社TimeTreeが運営するカレンダーシェアアプリです。2024年10月には全世界で登録ユーザー数が6,000万を超えているので、カップルやご家庭で使用している方々も多いのではないでしょうか。

日々のおしゃべりで決まった予定やお互いの個人的な用事(美容院とか)を入力することが多いです。
TimeTreeに予定を入れることで、お互いの「その予定知らなかった!」がなくなるのでストレスが減りました。
TimeTreeは複数のアカウントで1つのカレンダーを共有できるのが特徴で、各々のアカウントからカレンダーを編集したり、いいねやスタンプができ、予定を入れる時に、ラベルのカラーを選ぶこともできます。
我が家では私が青、妻がピンク、共通の予定の場合は紫でラベルの区別をしているので、誰の予定がどの日時に入っているのか視覚的にすぐ分かるようにしています。

TimeTreeのおかげで、僕に会社の飲み会の予定が入った時にすぐスマホから共有できるんだ。妻は「それじゃその日は晩御飯作らなくていいね♪」と嬉しそうにしているよ。
日々の予定だけでなく我が家ではマイホームを買った時に、TimeTreeは大活躍しました。
マイホーム購入時期は、住民票など公的書類の提出や内装工事、不動産や電気ガス水道の契約など提出物や契約作業に追われる毎日でしたので、どの作業をいつまでにしないといけないのか、お互いの担当作業を各々入力して、タスク管理していました。
予定のダブルブッキングなど問題が起こさないようにスケジューリングできたので、TimeTreeには大いに助けられました。

お互いの進捗管理にも使えたから、自然と作業のダブルチェックにもなったよ。
荷物の配達日や粗大ゴミの回収日、その他、伝えないといけないけど細々とした予定は全てTimeTreeで共有しています。
お互いに「その予定教えといてよ!」がなくなったので、予定に関してストレスはほとんどありません。
Zaim(家計簿アプリ)
Zaimは株式会社くふうカンパニーが運営する家計簿アプリです。
我が家は共働きなのでお互いのお金はお互いで管理するのが原則ですが、二人の共通する生活費は共通の口座を作り毎月入金し、予算や支出をZaimで管理しています。
Zaimを導入したことで、日々の支出管理が容易になり、毎月の予算を設定し、月末に予算が余れば、余った予算の範囲内で外食に行くこともあります。

ZaimのいいところはUIが使いやすいところ! 手入力がしやすく、支出を入力する時にレシートの写真を撮って保存できるんだ。
毎月の共通の予算が透明化されることで、お互いに気持ちよくお金を使えるようになりました。使いすぎなどによるお金トラブルの回避にもなっているので、大変助かっています。
連携した口座の預金が少ない時は、今月は我慢して来月は頑張って節約しよう!といったモチベーションにも繋がります。
お金は生活に直結する大事なものです。二人の生活費は、アプリなどでいつでもお互いに確認できる状態にしておきましょう。

パートナーが知らない間にお金を使い込む可能性もある。お金の管理はお互いのためにしっかりしておこう。
LINE
LINEとは、日本では言わずと知れたモバイルメッセンジャーアプリです。
2011年6月にサービスが開始され、2022年時点でグローバル月間アクティブユーザーは約1億9400万人に達し、日本だけでも約9300万人が利用するビックコミュニケーションツールです。
Wikipedia:「LINE (アプリケーション)」
我が家でも当然のようにLINEを使用していますが、付き合い始めから10年ほどが経過している私たち夫婦は、短文で連絡を取り合うようになっています。
- 私「今から帰る」→妻「りょ」
- 妻「今晩カレー」→私「ありがたき」
- 妻「今朝ゴミ捨てありがとう」→私「うむ」
- 私「今日は何見る?」→妻「ドラマ」
お互いに仕事が忙しかったりするので、付き合いたての頃のように長文を送り合うようなことはなくなりました。
むしろ短文でササっと連絡を取り合える軽やかさが心地よいと私は感じています。多分も妻の同様に感じているでしょう。

基本的にはやっぱりおしゃべりで情報共有が多いかな。
LINEではルーティン的な会話、業務連絡的な会話に留めて、ぜひ直接のおしゃべりで、情報交換をしましょう。
DINKsの日々の暮らし
子どもがいなかったらパートナーと何をしているの?と質問を受けることがよくあります。
子どもがいなくても家事を分担していたり、各々やりたいことをしていると意外と有意義に時間は過ぎていくものです。
現役DINKsがどんな生活を送っているのか、紹介します。
家事は分担する?
DINKsでなくても家事の分担は、夫婦間でよく取り上げられる問題かと思います。
結論を言うと、我が家は明確に家事の分担はせず、ほとんどの家事は一緒に行うようにしています。
強いてあげるとしたら、以下のような家事を役割分担しています。
- 料理:妻が担当
- 掃除:私が担当
- 洗濯
- 食器洗い
- ゴミ出し
- 買い物・・・など
役割分担している料理と掃除も、完全に片方が担当している訳でなく、私が料理することもあれば妻が掃除をしてくれることもあります。
それ以外の家事は基本的に一緒にやるようにしています。
なぜ家事分担を明確にしていないかというと、家事の分担は喧嘩の原因になると夫婦で判断したからです。
完全に分担すると、完了していない相手の家事を見ると気になってしまい、「今手が空いているんなら、食器洗いしたら?」といった不要な助言をしかねません。
誰でも指摘をされたら腹が立つものです。「今やったら?」と言うより、気がついた方がサッと終わらせる方が何倍も早く事が進みますし、気持ちがいいです。

気がついたら相手が食器を洗ってくれていた。なら自分はゴミ出ししてこようかな、と気遣いが生まれる。そういった思いやりが夫婦円満のコツじゃないかな。
また家事を共同で行うと、家事が共通の話題となり、日常の会話も弾むようになります。
どのスーパーの洗剤がコスパがいいとか、手荒れが少なくて済むとか、家事をしていて感じたこと困ったことを相談し合えば、日常の会話に困ることは全然ないです。
家事は明確に分担するのではなく、一緒に家事をしていくことをオススメします。

子どもがいなくても、自然と話したいことは出てくるよ。
DINKsの平日
私はフィールドセールスなので、基本的には外勤で仕事をしています。帰りは20時を過ぎることも多いです。
妻は内勤のお仕事で定時で仕事が終わることが多く、かつ在宅勤務なので定時を過ぎれば後は自由時間です。
- 5時半:起床
- 7時半まで:副業などの朝活
- 8時ごろ:出勤
- 日中:本職の営業
- 20時ごろ:帰宅
- 就寝まで:晩御飯やおしゃべり
- 23時ごろ:就寝
- 8時半:起床
- 日中:仕事
- 18時ごろ:業務終了
- 私の帰宅まで:買い物行ったり、趣味に費やす
- 就寝まで:晩御飯とおしゃべり
- 24時ごろ:就寝
私が帰ってくるまでの間に妻は買い物に行ったり趣味の時間を満喫したりしますが、私の帰宅後はできるだけ一緒に時間を過ごすようにしています。
私は寝るのが妻より早いため、就寝までの時間は3〜4時間です。その間に妻と晩御飯を食べたりおしゃべりして、その日の出来事や気づいたことを言い合います。
その他には、一緒に床掃除をしたり、時間に余裕がある時は外に散歩に出かけたりしていますが、やはりその日の出来事についてとか週末の予定はどうするとか、そう言う話をすることが多いです。

こうして文章化すると夜の一緒の時間て本当に短いと感じるな。大事なコミュニケーションの時間だから、大切に使っていこう。
DINKsの休日
DINKsは子どもがいないので、休日の時間の多くは自由に使えます。
我が家の各々の休日の過ごし方は、季節やその日の体調により大きく変わるのでかなり大雑把なタイムテーブルですが、基本的には以下の通りです。
- 5時半:起床
- 7時半まで:24時間営業のジムで運動
- 12時まで:副業や読書
- 日中:自由時間やデート
- 18時〜:晩御飯の準備
- 就寝まで:晩御飯やおしゃべり
- 23時ごろ:就寝
- 10時半:起床
- 12時まで:朝ごはんや諸々の準備
- 日中:自由時間やデート
- 18時〜:晩御飯の準備
- 就寝まで:晩御飯やおしゃべり
- 24時ごろ:就寝
私も妻も起きる時間はバラバラで、私は平日と起きる時間は一緒で、妻はよく寝ます。
妻が起きてくるまでは私はジムに行ったり副業であるブログやライターの仕事をすることが多いです。
妻が起きてきた後は一緒に昼食を取ったり、平日に情報交換した美味しそうなカフェに行ったり様々ですが、家のなかでマッタリするのが我が家では多いでしょうか。
週末に必ずやるのは、一週間分の食材の買い出しです。平日は時間が惜しいので調味料が切れたなどがない限りは、買い物に行くことはありません。
次の週は何を食べたいなど一週間分の食材の話し合いも楽しいものですし、買い物が散歩デートにもなっています。

基本的にはインドアな我が家。だから買い物は貴重な外出デートになってるよ。
DINKsの休日については、別の記事でもまとめています。
ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
本記事では、現役DINKsである我が家の日常についてまとめてみました。
DINKsをやっていると、「子どもいないなら会話に困らない?」「二人だけって気まずくない?」と言われることが多いです。
確かに油断すると会話はなくなりがちですが、一緒に家事をしたり、おしゃべりする時間を意識的に増やしていくと毎日の会話は自然と弾んでいきます。
アプリを活用して情報共有すれば、「それ知らない!」と喧嘩になることもありません。
まずは、家の掃除をパートナーと一緒にやってみてはどうでしょうか?
家も綺麗になるし、夫婦円満の第一歩になるので、ぜひ実践してみてください。
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